アスタラビスタベイベー

ターミネーターとトランスフォーマーのCMが同時期に流れると、どっちがどっちかわからなくなる罠。こんばんわ、トマトです。

ちなみにトマトはシュワちゃんの主演でないターミネーターは認めないのと、２で終わったなと思っているクチなのでそれ以降は認めません！（２まだちゃんと見てないんだけれど！！
あぁ、ツインズもみたいよ、シュワちゃんにとにかく会いたいよ。


さて、今日は『スピード』を見てきました。もちろんキアヌの。
前々からエンターテイメントとしてみるなら最上級と聞いたいたので、見たいと思っていたのです。

ロス市警のジャック（キアヌ）は強運と並はずれた度胸の持ち主。彼はエレベーター爆破事件を解決したことをきっかけに、爆弾魔にあるゲームに巻き込まれることになる。それは時速８０キロ以下になると爆発するバスへの片道切符であった。
あらすじはそんな感じです。（いまさらながら説明能力のなさが露呈する！
これも結構有名だから、知っている人も多いんじゃないでしょうか。

一言で言うなら、キアヌーがかつてないほど熱い男に見えました。
やっぱり救世主役とかエクソシスト役とか宇宙人役とか、浮世離れなキャラがとっても似合う彼なのですが。清涼感（？）なのでしょうか、警察役もなかなかはまります。

全体を一言で言うなら飽きませんでした。エレベーターに始まりバス電車、とステージが変わっていくところが、マンネリ化を防いでいるのでしょうか。アクションも堂に入っておりますし、ストーリー展開も比較的スムーズに流れていきます。間伸びしたところを一切省いたような作品で本当に飽きません。余韻を求めたい場合はちょっと違うのかもしれませんが。
なんだかネタばれ反転：ただなぁ、犯人が要求した370万ドル（百円計算で三億七千万？）って、破壊した車やバスや道路や飛行機や電車で借金が帰ってくる額だなと思った私は、風情のない人間なのでしょう。でもおとなしく犯人に払っちゃった方が被害は軽微だったような、地球防衛家族を思い出すような・・・・・・いろいろ豪快すぎるよ！
とにかく若かりしキアヌの頼もしさが尋常でないところも必見です。



日曜日には『亡国のイージス』も見逃しませんでしたよ！！

国に反旗を翻した、イージス艦の乗組員と、それを阻止しようとする主人公のお話。

邦画はあまり見ないトマトですが（洋画と１０：１くらいの割合）、少し前に深夜放送でやっていたのを見て、実に関心した作品なのです（原作未読ですが）。
だって船内探索始めたと思ったら、次のシーンは銃撃戦～とか。絶対時間の都合で編集入れてるだろ、と思ってしまうくらいシーンが飛ぶんですよね。なのに、なんとなくその流れがわかってしまうという。同じように登場人物の背景も、最低限の回想でわかってしまったり。
必要な部分だけを凝縮して切り詰めて、二時間（地上波はもっと短い？）程の尺に詰め込んだ監督らの手腕に賛美を送りたいわけです。たぶん別の監督さんが作ったら、もっと長いか、説明不足で薄めの映画になっちゃうんじゃないでしょうか。
これも上と同じで間伸びした感がなく、シーンの一つ一つが手堅い俳優陣の演技に裏打ちされています。よぉく考えてみれば難しいストーリーなのでしょうが、個人的にはそんなの考える暇もないくらい感心したり感動したりするのに忙しくて、これは面白いです。（誉めてます）