ごめんね、ごめん、ね。

君は僕に無いものを持っていた。副総督とか、そういう地位のことではなくて温かい光のような色、感情、音。だんだん惹かれていったんだ。君が僕のことを好きだと言った。そうだね僕も君が好きだよ。
そう伝えることはできなかったけれど、僕は今でも君が好きだよ。


「ねぇスザク」
「なんだいユフィ」


「私はね、貴方がイレヴンだからだとかそんな哀れみを持って貴方のことを好きだと言ったんじゃないのよ。貴方が好きだから、貴方に生きていて欲しいから、だから私は貴方が好きなのよ」


ねぇユフィ。聞こえているかい。君はこんなこと望んじゃいないんだろうけど、それでも僕はやるよ。君を殺したゼロを殺しに行く。ねぇ君は泣いているんだろうね。そんなことしないでって僕に言うんだろうね。

ごめんね、一度の好きも言えなかった俺を許してくれとは言わないから、
せめて、そこで僕を見ていて下さい。


（それは僕が犯した二つ目の罪）




そういえばスザクはユフィに好きの一言も言ってなかったよなーと考えて突発的に作成。本当に良い子だったね、大好きだったよユフィ。
ギアス知らない人はすいません。一応言っておきますがＦＦ７のユフィではないです。