×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
僕は君を拒絶する。何故?そんなの、怖いからに決まってる。怖いんだ、どうせ好きになったっていつかは居なくなる。失った時の苦しみなんてもう味わいたくない、見たくない。だから、君を拒絶する。
「シンジ君」
それでも、君は僕に寄ってくる。好奇心まるだしで、すり寄ってくる。
どうして?どうしてそんなに僕に構うのさ。エヴァのパイロットだからか?サードチルドレンだから?それとも父さんの息子だから?
それを取ってしまえば、僕には何も残らないのに。ただの平凡な14歳になっちゃうのに。
「ねぇ、シンジ君ってば」
分からない、君が分からないよ、カヲル君。なんで僕なんかに話しかけるんだよ。
何回拒んでも君は付いてくる。飽きもせずに僕に話しかけてくる。
そうだ、怖いんだ。拒むのを止めてしまったら、僕が僕じゃなくなるような気がして怖いんだ。だから、拒み続ける。けれど。
後ろをぴったり付いてくる彼をちらりと見れば、小さく眉を下げて僕の顔を伺っている。なんだよ、そんな情けない顔するなよ。そんな顔されたら、僕が悪い奴みたいじゃないか。
「・・・シンジ君」
そう、まるで泣きそうな声で言うもんだから、少し慌てて
「あーもう!なんなんだよ、カヲルくん!」
立ち止まって振り向いてみれば、すっかり笑顔になっていて
「あはっ、やっとこっち向いてくれたね」
そして、僕の心は溶け始める
まとまってねーな、おい(泣)
まぁ勢い任せで書いた奴ですから。やっぱりプロット立てないと駄目だわ。
PR
カレンダー
フリーエリア
最新CM
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
トマト
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析