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ノベルゲームのイラストを描くお手伝いをすることになりましたが、正直不安です、トマトですこんばんわ。

ゴッド・アーミー見ましたよ!!(またヲタクがなにかほざきますよ・いろんな意味で注意

いや、よかったです。いろんな意味で。
テレビ画面から黒髪長髪の女の人も出てきませんでしたし、ピンクでもありませんでした。
ビデオなので、画像の劣化もある程度覚悟していたのですが、保存状態がよかったのでしょう、DVDも驚く高画質。
二年間探し続けて、これが百円!この前銀のエンゼルも当たったし、なにやら、半年分くらい幸運を使ったような気分です。

さて、画質音質ともに大満足の出来だったのはともかく、内容ですよ!

オープニングは、ゾンビ~ドーンオブザデッド~のCMから始まりました。えぇ、現代ゾンビ映画の開祖といわれるあれ(ロメロ氏のじゃないけれど)。のっけから人の手足をもぐもぐ~や頭がパーンしていましたとも。
しかし、あれですね、あの頃のB級カルトの演出ってかわいいですよね。ゾンビの緑のドーランはまるわかりだし、血しぶきも嘘くさくって、なんだかほんわかしてしまいました(撃
余談ですが、ロメロ氏の作品のほうのオマージュ(パロディ?)として、ショーンオブザデッドという作品があるのをご存じでしょうか。サイモン・ペグというイギリス俳優(コメディアン?)が主演の作品ですが、トマトは彼も大好きなのでチェックしています。
正直序盤はギャグですが、後半はハリウッドも押し黙るグッチョングッチョンなイギリスホラーテイストです。たしかR15です。でも、映画への愛が感じる作品です、おすすめです。

しまった、ゾンビネタを引きずった!
ト、トマトはグロやゾンビが好きなわけじゃないんだから!

説得力皆無なのは自覚済みです、次行きましょう。


主役のトーマス君(イライアス・コテス)は、あることがきっかけに、神への信仰を疑ってしまい、神父から刑事に転向した経歴の持ち主。ある日、天使シモン(エリック・ストルツ)の出現に、不吉な予感を感じている彼のもとへ、両性具有で目玉のない謎の死体の話が持ち込まれます。実はそれは天使の死体、その死体が抱える謎を解き明かそうとしていくうちに、彼は大天使ガブリエル(C・ウォーケン)の策略の中に巻き込まれていくのです。

というのがざっとしたあらすじです。キリスト教の基礎知識がある程度なくてはわかりづらいのですが、キアヌ主演のコンスタンティンしかり、トマトにとってはこの手のジャンルは大好物です。

おそらく主役はトーマス君なのですが、やはりガブリエル役のウォーケン様には存在感で負けている感じ。ですが、色の濃い他の出演者の中でも、信仰に悩むトーマスを十二分のクオリティで演じてくれています。
ヒロイン役のV・マドセン。オスカーにノミネートされたこともある有名な女優さんらしいのですが、ごめん初めて知りました。そしてあまりのふつくしさに衝撃をうけました。

なるほど、低予算と聞き及んでいましたが、みている限りストーリーも綺麗にまとめられ、俳優陣もこっておられるようす。
しかしやはり何より特筆すべきは、三人の天使たち(四人出てるけど)ですね。

まず一番はじめに見るのは、エリック演じる天使シモン。彼は善の天使として、ガブリエルの悪行を止めに地上に来ています。なにかと不憫な役柄が多いと聞く彼ですが、天使シモンも例にもれず不幸、序盤でメラメラ燃やされた揚句心臓とられてお亡くなりになりました。
ですが、まさしく人間離れした美貌といい、吸魂キッスといい、一度見たら忘れられないくらいエロスなキャラクターは、まずこの作品の看板であると言っていいと思います。本物のロリータとハゲ親父にキッスするところは、もうエロすぎて直視できません。

やっぱりこれでしょう、ガブリエルさんは、もう人間なんて言葉を話すサルとしかみていません。そんな神様への純愛が嫉妬に変わって大暴走、というミステリアスなキャラクターをウォーケン様はこれ以上ないはまり役で演じてくれています。
無機質な挙動、常に足が地面一センチ上を浮いているような、浮世離れ感がたまりません。
でも車が運転できなくて、ゾンビを作ってまで運転させたり。神に見放されたことに深い孤独をみせたり。時折見せる人間臭さも、鳥肌ものでした。極悪非道の悪役のくせに、どうも憎めないキャラクターです。
印象深いのは、途中で彼の眼をアップにしたカット。カラコン・・・だよね?と確かめたくなるくらい、不可思議な色合いの瞳でした。後で確認すると実は地の色らしく、驚愕が隠せません。そのくらい凄い色だったんです。

最後は、おいしいところをかっさらう、地獄の王者サタン様(ヴィゴ・モーテンセン)。かつて天国で最も神から寵愛されていた美貌の天使ですが、反逆してガブリエルたちに突き落とされた経歴を持ちます。
序盤と終盤にちょこっとしか出てきませんが、ワイルドとセクシーとインテリジェンスを兼ね揃えた、ちょっと(否かなり)ズルイキャラなんです。
地獄の王者なんて、まさに悪者の代名詞なんですが、カブリエルがそんなに嫌いなのか、今回は人類サイドに味方しています。でも、トーマス君にとってはいわくのある人物で、幼いころに天使へトラウマをつくったり、地獄においでと勧誘したり、迷惑千万なんです。
ただこの人もエロかった。血まみれな姿も、囁く姿も、信じられないほど綺麗でした。


俳優、ストーリー、演出、と今まで見てきた映画を吹き飛ばし、見事最上部に収まった作品でした。エロスエロスといっていますが、ピンクなエロスではありませんし。若干グロイといえばグロイのですが、先ほど言ったとおり結構古い特撮ですから、あまり怖くありません。DVD化されましたし、一度レンタルしてみてみるのも、きっと無駄にはならないでしょう。

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